創業の背景と苦労

元々は曽祖父と祖父が刀鍛冶を営んでおりました。
曽祖父が歳となり、刀鍛冶として仕事ができなくなりました。
刀鍛冶は2人1組の仕事なので、1人ができなくなると仕事自体ができなくなります。
丁度その頃、自転車が世の中に出てきた時代、そして偶然隣の店がたまたま自転車を扱っておりました。
自転車のフレームが折れたりして、それを溶接する仕事が入りだした事がきっかけで、これからは自転車の時代と祖父が考えて自転車を扱うようになりました。
その当時の自転車はすごく高価なものでした。
自転車を扱うようになり、軌道に乗ってきた頃に、祖父が徴兵で戦争に行く事になりました。その間祖母が一人で店をなんとか切り盛りし、守り続けておりました。